今回は高校教員向けの記事です。
度数分布表とか箱ひげ図って作るのめんどくさいですよね。
スタディエイド(Studyaid)というソフトでも作成できるようですが、今回はエクセルで完結させる方法です。点数を打ち込むだけで下図のように度数分布表と箱ひげ図が作成できるファイルを公開します(この記事の最下部からダウンロードできます)。
箱ひげ図と度数分布表を生徒に公開するかどうかは職場の規定や生徒への効果を考えて判断するとよいと思います。もし公開する場合にはグラフのスクリーンショットをワードなどに貼り付けるなどして使用するとよいでしょう。生徒が自然と「第一四分位数ってなんですか?」とか聞いてくるようになります。統計を学ぶための下地を作っておくわけです。
また、度数分布表は教師自身の指導の参考になりもなります。クラスごとに度数分布表を見比べることで新たな気付きがあります。以下ツイートも参考に。
「グループで教え合う」のがよく機能するクラスでは、小テストの度数分布が右図のように下の層が少ない傾向にある(気がする)。グループ学習が機能するほどここの層がどんどん少なくなる。
平均点は4点の違いしかないけど、クラスの様子は随分と違うはず。
※あくまで個人の感想です。 pic.twitter.com/cCLSBz8Ica
— Goya Hideki (@G_sen_sei) November 18, 2018
(個人的に、この内容は教育論文が1本かけるぐらいのなかなか面白いテーマではないかと思っています。機会を見つけて深く研究してみたい)
ファイルは下からダウンロード可能です。2ファイルは同一のものです。ブラウザ上で様子をサクッとみたいだけの場合はグーグルドライブ上のものをみるとよいでしょう。
<グーグルドライブ↓>
(ブラウザの種類によっては文字化けする場合もありますが、ダウンロードすれば大丈夫なようです)
<ダウンロードはこちら↓>
では今回はこの辺で。