はてなブログでのTeXを使った数式表現

今回は教員向けの記事です。

 

数式を綺麗に表現すための仕組みTeX(テフ)は数学教員がぜひとも使いこなせるようにしておきたい技術です。TeXは、何らかのコンパイルソフトをパソコンにインストールして使うのが普通ですが、パソコンの設定に不慣れな方にとってはその設定が少々分かりづらいかもしれません。

 

そこで今回は、

・TeX初心者だがとりあえずTeXを使って数式を表現してみたい

・ネット上に数式を表現できさえすればよい

という方向けに、はてなブログでTeXを使う方法を紹介します。

 

はてなブログでTeXを使いたい場合は、以下のコマンドを「編集見たまま」画面で入力するだけです。よく使うコマンドですから単語登録などですぐに出せるようにしておくとよいでしょう。

 [tex: \displaystyle (数 式)  ] あるいは [tex: (数 式) ]

※バックスラッシュ( \ )はパソコンの設定によっては( ¥ )と表示される場合もありますのでパソコンの設定でいじっておきましょう。

 

(数 式)の部分にはTeX形式で命令文をかきます。例えば

 [tex: \displaystyle  \frac12  ]

と入力すると

  \displaystyle  \frac12

と分数が表現されます。\displaystyle を抜くと

  \frac12

と小さめの分数になります。各種命令はネット上で「TeX 分数」などと調べればすぐに出てきますのでそれで少しずつ覚えていくとよいでしょう。

 

センター試験の数学で登場する穴は\fbox{ア}で表現でだいたい近いものが表現できます。以下は使用例。

 

(2018年本試験)

 x を実数とし,

  \displaystyle  A=x(x+1)(x+2)(5-x)(6-x)(7-x)

とおく。整数 n に対して

  \displaystyle (x+n)(n+5-x)=x(5-x)+n^2+\fbox{ア} n

であり,したがって, \displaystyle  X=x(5-x) とおくと

  \displaystyle  A=X(X+\fbox{イ})(X+\fbox{ウエ})

と表せる。

  \displaystyle x=\frac{5+\sqrt{17}}{2} のとき、 \displaystyle  X=\fbox{オ} であり、 \displaystyle  A=2^{{\large\raise0.4em\fbox{カ}}} である。 

 

特に設定をせずに\fboxが使えることがわかったので、これからセンター数学の過去問の打ち込みをやってみようかな…。

 

では今回はこの辺で。